2012年3月13日 北日本新聞より(記事掲載)
- runrunclub2002
- 2020年6月25日
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立山町の立山ラン・ランクラブは、小学1~6年生の90人が自己記録の更新を目指して、励まし合いながら練習に汗を流しています。
元気な体づくりと強い心を育てる場にしようと、2002年4月に発足し10年になります。当初60人ほどだったメンバーは年々増え、現在は立山町を中心に富山市や舟橋村などからも集まっています。
練習は週2回、町総合運動公園のほか、立山中央小学校や雄山中学校の体育館で行っています。低学年は友達と楽しみながら走り方などの基礎を身に付け、中学年は技術も大切にしハードル走などに挑戦。高学年は100メートル走や走り高跳び、1000メートル走などの陸上競技に取り組み、「より速く、より高く、より遠く」を目指しています。
定期的に記録会を開いて励みにしています。1年生からクラブに入っていた稲葉唯乃さん(12)=日中上野小6年=は「練習はつらいこともあるけど、努力しただけタイムが良くなる。もっと速いタイムで走りたい」と話します。 メンバーは、陸上の県大会や全国大会のほか各地のマラソン大会などで活躍。クラブを卒業した先輩たちも頑張っています。昨年の県中学駅伝で初のアベック優勝を果たした雄山中学校の選手の多くはクラブの出身者でした。基礎体力が身に付くので、陸上以外の競技に進んで活躍している先輩もたくさんいます。 新田広司会長(75)をはじめ15人のコーチ・スタッフ陣がボランティアで運営し、卒業生もコーチとして加わり協力してくれています。新田会長は「感謝の気持ちを忘れず、喜びや感動を分かち合いながら練習していきたい。陸上を通して元気で明るい町にしたい」と願っています。

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※記事の内容は、すべて2012年3月時点のものです。
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